簿記289級

簿記の魅力について語ったり語らなかったりするブログ

理想は勤め人と個人事業主の良いとこ取り

仕事をするうえでの自由は、時間的自由・経済的自由・精神的自由の3点あると思います。
お勤め人の方にも、個人事業主にも、それぞれ良いところと悪いところがあるので、1点張りをどちらかにするのではなく、両方を組み合わせることで、デメリットを抑えて、メリットを最大化できるのではないかと考えています。

時間的自由

・お勤め人の方は、少なくても、週5、8時間は会社に拘束されています。
平日は睡眠時間を7時間としても自由にできる時間は1日9時間
その9時間の中から残業時間、通勤時間、食事、お風呂、家事、子供との時間などに時間を使い、残った時間が自分の時間になります。

個人事業主の方は24時間営業、どの時間に何をするかの裁量を自分で決めることができます。
またお勤め人の方と違い、株主や経営者のお手伝いをしているわけではないので、仕事の時間も自分のための時間です。
ただ、すべての業務時間を売上高を上げる為だけに使えるわけではなく、経理から法務、開発、マーケティングなど、その事業に関わる全ての仕事をするため、ゆっくりする時間を多く取れるわけでもないです。

 


経済的自由

個人事業主の方は0円から青天井に稼ぐことができます。
売上を上げれば上げただけ、儲けにすることができますし、費用とのバランスを考えて税金をコントロールすることもできます。
ただ売上を確保できなければ、収入が0になってしまう可能性があるので、覚悟しないといけない点でもありますし、躊躇う気持ちも当然出てきますので、独立最大の足かせとなる人も多い点です。


・勤め人の方はお給料が会社から支払われますので、収入が0になる事もありませんが、支払わせる額も決まっていますので、当然青天井になることもありません。
また優秀な方も、そうでない方も、金額の差が多少あったとしても、お給料は担保されているので、その支払われる金額内での安心をもらうことができます。
優秀な方は不満に思うこともあるかもしれませんが、お給料が0にならない保険に入ってると割り切ってしまうのもいいかもしれません。

 

精神的自由

・お勤め人の方は、会社からお給料が出ていて、自分の時間を多く使っているので、どうしても会社に依存してしまいがちになります。
たとえ自分の何かしらの理由で、待遇が悪くなったとしても、会社への依存があるため、なかなか見切りをつけられない人もいるのではないでしょうか。
勤めている会社もただの1企業に過ぎないので、世界の全てにしないためにも、別口での収入源を得られるようにすることで、視野が広がり会社に依存しなくてもいいという安心感を手にできると思います。


個人事業主の方は売上が高いとこの世の春、売上が0であればこの世の地獄になります。
仕事が軌道に乗る前も乗ってからもできる限り、売上を上げて安定させる事に集中していたいという気持ちも強くなります。
どういった状況でも精神的に追い込まれないために、信頼できる人や、仕事のもらえる環境、もしもの保険など安心材料を積み上げていくことが、重要だとおもいます。

 

 

最後に
お勤め人の方は、自分の事業を持つことで、個人事業主の方は、顧問でも派遣でもアルバイトでも、企業にポイントで働くことで、より安定して自由を手にできるのではと思います。

 

・お勤め人の方は、何かしら興味のあるもの、自信のあるもの、今の勤め先での業務を、土日などのポイントで構わないので、ご自身で始めてみる。
今から始めることで将来的に時間的自由・経済的自由・精神的自由 欲しい自由を手にする可能性が上がります。
たとえ始めたことから収入が入らなくても、会社からお給料が支払わせますので、生活費が0になる事はありません。
気をつける点は、固定費を極力抑えて、仕入がある事業では無理にならないように、在庫を抱えすぎないように気をつけて下さい。


個人事業主の方は、企業にポイントで働くことで、時間帯での収入と同業種、他業種から新たな気づきや、発見を得られることがあると思います。
これは売上が安定していない個人事業主だけの話ではなく、取引会社以外の企業、人、サービスと交流を持つことで、孤立を避けれたりします。
また今は個人事業主向けのサービスや保険なども充実しているので、任せれる部分を人に任せて、自分の事業や人とのつながりにより時間を割く工夫もできます。

 

おわりっ